酒田市雇用創造事業のセミナーに行ってきました。その1

「働き方改革を実現するためのタイムマネジメント術」と題して、佐々木常夫さんの講演を聞かせていただきました。たくさんの素晴らしいお話しを聞かせていただいた中で、仕事に役立つだけでなく、勉強にも通じるものがありましたので、紹介します。セミナーのレジュメより抜粋、太字は筆者コメント。

 

仕事の進め方の基本10ヶ条(良い習慣は才能を超える)

1 計画主義と重点主義 仕事の計画策定と重要度を評価する すぐ走り出してはいけない

 勉強もやみくもにやっても必要以上に時間がかかったり、期限内に終わらなかったりします。ある程度の見積もりは必要です。

2 効率主義 最短コースを選ぶこと 通常の仕事は拙速を尊ぶ

 上記の計画を達成するには、無駄な時間をかけずに、効率よくやることが大切です。例えば、漢字練習や単語練習などは覚えるためにやるのであって、必要以上に書く必要はありません。

3 フォローアップの徹底 自らの業務遂行の冷静な評価を行い次のレベルにつなげる

 やったことをしっかり反省し、次に生かします。同じ失敗を繰り返しません。

4 結果主義 仕事はそのプロセスでの努力も理解するが、その結果で評価される

 子どもはまだ発達途上のため、結果の意味を深く理解できません。むしろ逆に、教育的に教えるべきは勉強に対する誠実さや真摯さです。結果としての点数を親が重視し過ぎて、「点数をとれれば、何でも許されるんだ」という間違った意識を子どもに持たせないことが大事です。

5 シンプル主義 事務処理、管理、制度、資料、会話はシンプルをもって秀とする

 参考書や問題集、ドリルは、そんなにたくさんあっても役に立ちません。情報は最終的には1つに集約すべし。

 

続く