浪人することの価値

大学入試では、コロナの影響もあり、超安定地元志向が続いています。

合格ったところに行くでもいいし、浪人してもどちらでもいいと思います。

しかし、その決断を「どんな気持ちでしたのか?」に注意してほしいです。

ここでは、浪人した場合の価値についてお話しします。

浪人した君に送りたい歌は、

中島みゆきの「倒木の敗者復活戦」です。

「打ちのめされたら、打ちひしがれたら、値打ちはそこで止まりだろうか」

いや、浪人したからこそ見える、勝者には見えない豊かな世界があります。

打ちのめされた経験があるからこそ、弱者の気持ちがわかる、思いやれる、

それだけで値打ちは上がっています。

受験制度や他者への復讐心ではなく、自分を反省してひとまわり大きく成長できます。

屈折した思い、それをばねにして、まっすぐに真正面から自分の人生に向き合ってほしいです。

 

「望みの糸は切れても救いの糸は切れない」

浪人、受験勉強というととかく受験の知識、技術のイメージがありますが、

浪人生活の要点はそこではありません。

受験を一度失敗したからこそ深く考える思考力や気持ちを練るチャンスが

与えられ、一生ものの人間力がつきます。

 

「傷から芽をだせ倒木の敗者復活戦」

楽していい結果を出す方法を私たちは知らないし、そんな方法を教えたくもありません。

まっとうな努力をしてまっとうな結果をだしてこそ、

人生の充実感と将来の糧となるのではないでしょうか。

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