思い立ったら即行動が、実は挫折のもと
何かを達成しようと思った時、
私たちはたいてい計画を立てます。
ところが、なぜか勉強となると、
やみくもにスタートしてしまいがちです。
もしかすると、テスト前で焦る気持ちが先走り、
頭で考えるより早く体が動いてしまうのかもしれません。
あるいは、やる気があるうちにはじめなきゃと、
急に火のついたモチベーションだけを頼りに
スタートダッシュしてしまうのかもしれません。
思い立ったが吉日。そのやる気はおおいに買います。
ただし、せっかくのやる気の炎が燃え盛ったのなら、
行動したい衝動をひとまずぐっと抑えて、
合格を手に入れるための計画を立てることです。
勉強が継続している人たちには、大きな共通点があります。
それは、淡々とマイペースで勉強していることです。
それがなぜできているかというと、
・これ以上はムリだなという自分の限界がわかっているから
・目標達成までに、何をどれくらいやったらいいかわかっているから
つまり、自分のやれること、やるべきことが過不足なくわかっているのです。
誰でも勉強を始めるときは手探りの状態です。
でも、たとえそうでも、明確な目標を設定し、
スタートからゴール地点までのおおよその道筋を決めておくと、
あとはその道を歩いて行くだけです。
手探りの中でも迷うことなく、淡々とマイペースに日々の勉強に取り組むことができるのです。