勉強の成果は、いつどんな形で表れるかわからない。
受験勉強には第一志望合格というわかりやすい目標がありますが、
第一志望が合格しなかったから、
その勉強が無意味だったのかと言うと
そんなことはありません。
受験の害悪としてよく言われるのは、
「受験で合格しなかったら、受験生がかわいそうじゃないか。
だから、競争は良くない。」
という意見です。
それに対しての反論は、
現実的に考えると、受験制度自体はなくならないので、
受験制度の善悪よりは、
より大きな目標の持たせ方や受験に対する心構えを
しっかりもつということが大切なような気がします。
厳しいことを言うと、
合格することだけを考えるから(考えさせるから)、合格しなかった時に
絶望して暗い人生を自分で選んでしまうのだと思います。
合格してその後、何を成し遂げたいのかのほうが、
もっと大事なことです。
そして、たとえ合格できなったとしても、
本人の人生は続きます。
合格できなかったという経験さえも
それを活かして明るく人生を歩めるように
周りでサポートしていきたいですね。