やってはいけない家庭学習②
やってはいけない家庭学習その2は、
「圧縮学習」です。
ある程度勉強ができる子にありがちなのですが、
テストの直前だけやる、
一気にやっつけ仕事のように学習する方法です。
一定量の問題を消化すればいいという考え方は大問題です。
範囲の決まった定期テストでは有効ですが、
範囲が決まっていない入試や実力テストのような
テストでは通用しない勉強方法です。
今はそれでいいかもしれませんが、
高学年で対応できない悪い習慣をつくります。
例えば、1週間分を1日で消化することは、
内容が簡単でも絶対にやってはいけません。
圧縮学習はすぐに限界になるからです。
たしかに、ダラダラやるより
集中して短時間でやることも重要なのですが、
それができるようになったら、
次は集中してやれる時間を増やすことです。
「正しい家庭学習の習慣」の一つに毎日学習することがあります。
1日でできる量でも
7日あるいは5日に分けて学習することが大切です。
なぜならば、
週に1日しか勉強しない習慣がついてしまうと、
学年があがってから勉強する日数を増やすことは難しいからです。
逆に毎日学習する習慣がついている子は、
時間を少し長くするだけで学習量に対応した家庭学習が可能になります。
この習慣をしっかり作るには3年はかかります。
少ない量でいいから、毎日心を込めて丁寧に学習しましょう。
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