勉強するからスマホ買って~
結論から言うと、スマホを買っても勉強はしません。
むしろ、買ったから勉強しません。
スマートフォンは、動画を見たり、ゲームをしたり、
SNSでやりとりしたりと、暇つぶしとしては最高の機械です。
大人でも、「スマホを使う人」ではなく、
「スマホに使われている人」が多くいますから、
子どもならなおさらです。
「スマホを使う人」は、リアルな世界でほとんどの時間を過ごし、
必要な時だけスマホを使っています。
「スマホに使われている人」は、
自分の興味ある範囲内だけのヴァーチャルな世界に際限なく没入しています。
「クールジャパン」と、世界から日本が評価されていますが、
その日本の価値あるものの多くは、江戸時代につくられたものです。
江戸時代は「鎖国」をしていました。
鎖国というと否定的意味合いで語られることが多いですが、
鎖国していたからこそ自らを見つめ、
価値のある独自のものを作り出すことができたのだと思います。
同様に、子どもたちにとっても現実に向き合い、
やるべきことをやり、自分を見つめる時間をもつことが大切です。
スマホを買ってあげるときの注意点は、
使用目的を明確にして、使用時間を決めてあげましょう。
子どもたちが、自らを見つめる時間をとり、この現実世界を全力で生きるために!
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