大学入学共通テストどうなる?英語の4技能試験
大学入試の英語では、「読み」、「聴く」重視の現行のセンター試験から「話す」、「書く」も加えた4技能をバランスよく評価する方針が打ち出されました。その後、民間認定試験(英検、TOEICなど)の活用が検討され、
①2020~2023年度の先行実施期間は共通テスト(2技能マークシート式)を実施しつつ、民間認定試験も利用できるようになる。
②4技能を評価するために、国公私立大学の推薦・AO入試、私立大学の一般入試では既に民間認定試験が活用されている。
③国公立大学の2次試験でも、今後活用されていく見通し。
大学入試だけでなく、高校入試でも英語4技能化の波は押し寄せています。例えば、福井県では英検の結果を入試の英語の点数に加点しています。
「話す」「書く」を評価するには、人員やコストの都合が大きいです。現行のセンター試験のように全国で一斉にとなると大変なので、民間認定試験を活用となるでしょう。人ではなくコンピューターでという方向性も検討されているようですが、今のところ技術の進歩を待つしかないようです。