2020年からの大学入学共通テストの試行調査
2020年から大学入試制度が変わることに伴い、昨年と今年で試行調査が行われています。その内容を紹介したいと思います。
・設問の形式は、記述問題が国語と数学Ⅰで出題されました。各大学・学部で評価の取り扱いが異なります。
・設問文が長くなり、読み取る情報量が増えたことで、ページ数が増える可能性が大きいです。
・記述問題が増えたことで、設問数が減少し、1問あたりの配点が大きくなります。
気になるのは、受験生の自己採点と記述問題の採点結果の開きです。採点基準がどういった形になるのか注目です。
情報量が増えていることは、これまでの方向性通りです。情報量が増える分、読解のスピードと正確性が求められます。スピードや正確性は、しっかり時間をかけて全うに学習して努力することで磨かれます。奇問難問で頭のキレや良さとかではなく、どれぐらい努力したのかが評価されます。学習の基本に忠実に学習していきましょう。