世界一と言われた映画館
来週は酒田祭りですね。
コロナがあけて初めてのお祭りとなります。
祭りが来ると、まちの活気を感じます。
「世界一といわれた映画館 グリーンハウス証言録」というドキュメンタリー映画を見ましたか?
酒田の中心部は、江戸時代からの商人の町(36人衆)であり、
商人たちが助け合って町を盛り上げる気風が残っています。
そういう風土の中で、グリーンハウスは、
酒田の文化と佐藤久一という逸材との化学反応で出来上がった結晶だと思います。
グリーンハウスは、酒田大火の火元として最も忌むべき場所であり、
淀川長治氏に世界一と称賛された映画館でもあります。
この正と負の両面の深い意味を持つ、
酒田の象徴的な場所だったのだなあと思いました。
グリーンハウスはなくなりましたが、
酒田港の倉庫跡にできたSAKATANTO、
旧割烹小幡の跡地にできた日和山小幡楼、
旧商業跡地の再開発、
山居倉庫での地ビールのブリューパブ構想など
古いものを活かしたまちづくりが盛り上がってきています。
酒田にはまだまだ古き良き文化を受け継ぐインフラが他にも残っています。
その良さを生かしながら、若者が未来を描ける町になるといいなと思います。
これからを生きる酒田の若者たちの可能性を広げるサポートの一助になれるよう、
SEIYOも励んでいきたいと思います。
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