自分のために勉強するか、人のために勉強するか
勉強するのは将来の自分のためだと
子どもに説明する親は意外と多くいます。
でも、
自分のために勉強する生徒よりも
知ること自体が勉強の目的になっている生徒や
人のため、社会のために勉強するという生徒の方が
よく伸びると感じます。
将来の自分に対して、現在の自分が妥協してしまうのが
いかにたやすいことなのか、
私たち大人はよく知っています。
何かあった時にはすぐに怠けたり、挫折してしまいがちです。
ダイエットはそのよい例です。
しかし、
仕事や家事などは
「誰かが自分を待っている」
「自分がいないとまわらない」という気持ちがあるので、
さぼったり挫折することは少ないです。
勉強も同じです。
どうやら人間というのは、
やりたくないことをやるより、
やりたいことをやるし、
自分のためよりも、
他人のための方が力を発揮できるような気がします。