失敗を自分のせいにするか人のせいにするか
模試が悪かったときに、
「ちゃんと復習できていなかった」
「遅くまで起きていて頭が回らなかった」と考えるか、
「会場が悪い」「後ろの人がうるさい」
「出題が意地悪だ」と考えるかで、
成長につながるか、また同じ失敗をするのかの
分かれ道になります。
その際に、注意したい親がしてはいけないNG行動は、
・むやみに転塾する
・次々と教材を買い与えたりする
受験勉強は長期戦です。
暗記科目は短期的に結果を出せることも
多いですが、理解科目は結果を出すのに
時間がかかります。
伸び悩みの時期にもあきらめずに粛々と
勉強を続けることで、
急激に得点が伸びる瞬間が訪れます。
成長を邪魔する環境のせいにする考え方をなくするには、
子ども自らが自分の改善点を見つけられるとよいです。
そのためには、
親から適切に問いかけをしてナビゲートしてあげましょう。
「今回のテストが悪かったのは、何が原因だろう?」
「次回いい点をとるには、どうしたらいいだろう?」
こういった問いかけをくり返すうちに
やがて自ら考え、改善できるようになるはずです。