数値目標よりも大事なこと
「テストで100点取りたい」、「○○点以上とる!」など、
テストの点数を目標にする人は多いと思います。
でも、「テストで100点取ったら、自分はどう変わる?」という質問に、
はっきり答えられる人はほとんどいません。
一般的には0点よりは100点のほうがいいのでしょうが、
100点取ったから…何?
ガリ勉!点取り虫が!と、逆に批判されたり
する場合もあります。
数値目標は、リアルなイメージに変換しづらいです。
勉強の目的は、もちろん自分自身で納得のいく自分を手に入れることですが、
きつくても頑張れるのは、
「賢くなった自分を友達や恋人、家族に評価されたい」という
強い願望があるからだともいます。
では、まわりの人たちは、賢くなったあなたをどこで評価するでしょうか?
それは、あくまで実績です。
資格や志望する学校に合格するという実績です。
100点といったテストの点数ではありません。
たとえば、あなたが高校に合格したら、
まわりの人はきっとこんな言葉をかけてくれるでしょう。
「合格、おめでとう!」
「自信が出てきたね!」
一方、いきなり「○○点とれたね」という人はいないはずです。
勉強で最終的に求めるのは、あくまでも実績です。
だからまずは、
目標設定する場合、テストで何点とるといった数値目標よりも
「こういう大学に入りたい」などという理想モデルを掲げるのがおすすめです。