致道館中入試対策①(令和5年東桜学館中入試問題解説)

いよいよ1月に致道館中の適性検査が行われます。

致道館中の適性検査は、東桜学館と共通のものになります。

ここでは、東桜学館の過去問の解説と対策について書いていきます。(問題は、ネットや市販されているものを各自入手してください。)

では早速ですが、令和5年の大問1の2

(1)米粉Aと米粉Bの1キログラム当たりの価格の比較です。

米粉Aは、500g入り267円

米粉Bは、1㎏入り371円

1㎏あたりでくらべたいので、米粉Aを2倍すると、1000g(1㎏)になりますから、価格も267×2=534円になり、米粉Bと比べると、割高になります。Bの方が何円安いですか?と言う問題なので、

534-371=163円

単位を合わせる割合の問題です。㎏やgなどの重さの単位、lやdlなどの体積の単位はスムーズに変換できるようにしておきましょう。

 

(2)米、小麦粉、肉、野菜の食料の自給率のグラフを選ぶ問題です。「米の自給率は100%に近い」ことを、米どころ庄内の人間であれば、知っておかなければいけない常識?!

 

(3)ケーキの切り分け問題。先生の分として4分の1、残りを4人でわけます。その一人分は全体のどれくらいですか?という問題。

分数のかけ算の問題です。

先生の分が4分の1なので、残りは1-4分の1で4分の3です。

その4分の3を4人で分けるので、

4分の3を4で割るか、4分の3に4分の1をかけます。

4分の3×4分の1より、答え16分の3になります。

分数も割合の仲間です。ほとんど算数の問題は割合がらみです。割合は避けて通れないので、割合が苦手な人は、特訓して克服しましょう。

また続きは次回にしたいと思います。