山形県中高一貫校適性検査(試行)解説②
大問2は、
1(1)米沢市の平均気温のデータ表から点を取って、折れ線グラフを描く問題です。
小4の算数(資料の活用)で折れ線グラフの書き方は学習します。データに基づいて点をとり、結んでいくだけです。
(2)山形県の交通信号が横型ではなく縦型であるのは、冬の気候の違いが理由であることを前提として、
平均気温と降水量を比べて理由を書かせる問題。
日常的に見かける物に、なぜこうなっているのか疑問をもって見れているかが重要です。
2(1)西洋ナシなどの収穫量上位3県の表をもとに、条件にあてはまる県の名前を書く問題。
県名と県庁所在地が一致する県は?などの地理の知識を問われています。47都道府県、県庁所在地、場所は最低でも覚えておきたい。特産品などまでいっしょに覚えられたら完璧です。
(2)織田信長、豊臣秀吉、徳川家康のうち、武士のが支配する社会の仕組みをつくり直すという点で、最も活躍したはだれか?そう思う理由もふくめて書く。
3人のだれを選んでもいいが、名前をおぼえているだけでなく、何をした人なのかまでおぼえておくことが必要。
3山形の魅力を伝える作文の例(最初の文と書き換えた文)を比べて、工夫したところを説明する問題。
段落にわけるなど、作文の書き方がわかれば大丈夫です。
<まとめ>
なぜ信号が縦型なのかなど、日常にある人工物が、ある目的にあわせてデザインされたものであることに、日頃から気づかせてあげることが重要です。歴史上の人物についても有名な人は何をした人なのか、昔のことや物は言葉で理解するのはむずかしいので、マンガや映像などで学習を深めるといいです。
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