成長の過程とは?

「な~んにもやる気がしない。」

「世の中ウソだらけだ。」

「やってられない。」

そんな時、これは成長の過程だと思ってください。

例えば、自主性をもった自分と主体性を持った自分では、

似ているようで、全然違います。

自主性とは
あらかじめ決められたことを率先してやること。
夏休みの課題を誰に言われるでもなく期日までに終わらせ、そして提出することです。

主体性とは
自分の意思や判断に責任を持ち、そして行動に移すこと。
夏休みの課題が終わって暇だけどもうちょっと勉強しておこうかな
と自発的に勉強をすることです。

与えられたことを忠実にこなすのが自主性で
自分で課題を見つけて、行動することが主体性です。

自主性とは他者から与えられたものを信じることですが
主体性とは他者から与えられたものを疑うことから養われていきます。

先生に夏休みの課題を出されたとしたら
『なぜ夏休みに課題をしなければならないのだろう、この課題はなんのための課題なのだろう』
と疑うことで、主体性が生まれます。

疑いを持つことから勉強の意味や意義を自分なりに見出し
そして自分の中に落とし込むことにより
それが主体性になっていきます。

なんのために勉強をするんだろう?
なんのために働くんだろう?
なんのために生きているんだろう?
誰でも一度はそんな悩みを抱いたことがあると思いますが、
あれは主体性を養っている過程であり、
責任のある大人へと成長していく上で大切な葛藤でもあります。

その過程において一時的に無気力になるのはよくあることです。
さらに大人へと成長していくための通過儀礼です。
ただ無気力になっているわけではなく、
主体性のある気力を手に入れるために、
一時的に無気力になっているだけです。

ただし、生活習慣を乱すと長期化してしまうので、

生活習慣だけは注意してください。

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